2008年10月24日

僕の私の最萌幻想郷・体験版(1日目D)

ふと師匠の過去が気になった。

(生きていた時はどんな人だったんだろう…)

今でこそ幽霊になっているが、当然その前は人間だったはずだ。
やはり原点から師匠を知るべきだな、うん。

「師匠」
「ん、何だい?」
「人間だった時の師匠はどんな人だったんですか?」

途端、師匠の顔が暗くなった。
さっきまでとは明らかに雰囲気が違う。
ひょっとして俺は、地雷を踏んでしまったのだろうか!?

「活、女の過去をあまり蒸し返すんじゃないよ。それに、私だって思い出したくないことの1つや2つあるんだ」

『思い出したくない』…ということは、生前にあったことは覚えているんだろう。
しかし、そんなに辛いことがあったのかと思うと、何だか申し訳なくなった。
何にせよ、これ以上は話を聞けそうにないな。

「で、何でそんな話を聞きたがったんだい?」

今度は師匠の方から話を振ってきた。
嘘をつく必要はないし、素直に答えよう。

「いや、彼此師匠と4年の付き合いになりますけど、俺は師匠のこと全然知らないなと思って…」
「それで根掘り葉掘り私のことを聞こうとしたわけだね」
「言い方はよくないですけど、まあ…」
「それじゃあ他の質問にしておくれ。この質問は終了!」

徐々に師匠の顔が明るくなっていく。
気分を害したわけだし、ここはきちんと謝っておこう。

「すみません、変なこと聞いてしまって」
「もういいよ。それで、他に質問はないのかい?」
「ああ、それじゃあ…」





師匠と話をしているうち、気付けばもう昼になっていた。

「あ、もうこんな時間かい。活、私はそろそろ帰らせてもらうよ」
「わかりました。また明後日にお願いします」
「私より早く来てることに期待してるよ」
「頑張ります;」

師匠はそう言うと飛んで帰っていった。
さて、昼飯は適当に済ますとして、その後はどこに行こうかな?

1.里
2.山
3.丘
posted by 活焦刃 at 18:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

僕の私の最萌幻想郷・体験版(1日目C)

特に思い当たる人がいなかった。

「まあ、俺が幻想郷で知ってる人なんて数えるほどだけど」

妖怪も人と呼んでいいのか?という疑問が出てきたが、今は関係ないので打ち消すことにした。

「いつまでも考えてても仕方がないな。とりあえず、さっさと師匠のところに行こう」

俺は作り置きのおにぎりを抱えて、いつもの修行場へと向かった。





魔法の森の東の一角にある、日が差し込む少し拓けた場所。
ここが俺と師匠の修行場であり、同時に俺と師匠が初めて出会った場所でもある。

「師匠、もう来てるんだろうな…」

修業を始めて4年、俺が師匠より先に修行場に来たことは一度もない。
いつも師匠が先に来ていて「私より遅いなんて弟子失格だね」と言ってくるのだ。

「一体何時に来てるんだ?この前なんて8時に行って既に居たぞ?」

師弟という関係ではあるが、俺は師匠のことをほとんど知らなかったりする。
知っていることと言えば、『魅魔』という名前と元『悪霊』だったことと『博麗神社の祟り神』ということだけだ。

「博麗神社…行ったことはないけど、確か幻想郷の核を担っている神社だったよな。師匠がそんな所の神様だなんて、あんまり想像つかないな」
「悪かったね。飲んだくれの行き遅れた悪霊で」

気がつくと、目の前に師匠の姿があった。
ということは、今の独り言が聞かれてたのか!

「いや、流石にそこまで言ってない…」
「そこまでってことは、少なからずそう思ってるところがあるってことだね?」
「あっ…」
「そうかいそうかい。それじゃあ折角だし見せてあげようか。『博麗神社の祟り神』の力を!」

その瞬間、目の前に大量の星型の弾が押し寄せてきた。

(眼前に 無限に広がる 小宇宙 輝く流星 我が師の弾幕)

被弾する直前、俺の頭の中に浮かんできたのは辞世の句だった。





「いてててて!師匠、もう少し優しく!」
「消毒なんだから我慢しな!」

あれから俺は奇跡の生還を果たし、今は師匠に傷の治療をしてもらっている。
まあ師匠が加減してくれたからだと思うが。

「はい、これで絆創膏を貼って出来上がり。どうだい?」
「あ、はい。もう大丈夫です」
「そうじゃなくて、修業はできるかって聞いてるんだよ」
「ああ、いけます…」

そう言って立ち上がるも、いきなり立ちくらみが起こりバランスを崩してしまう。

「おっと」
「あ〜、こりゃやめといた方がいいわね。活、ちょっとこっちに来なさい」

師匠は横に座るように言ってきた。
何をする気だろうか?

「てい!」
「うわっ!」

すると師匠はおもむろに俺の頭を掴み、自分の膝に乗せてきた。
所謂膝枕の体勢だ。(しかし幽霊なので膝なのかどうかは不明)

「ちょっと休みなさい。私が見ててあげるから」
「はい…」

言われるがまま、俺は師匠の膝枕でしばしの休息をとった。
静かな森の中で師匠と二人っきり、更に膝枕…今更だが考えると結構おいしいシチュエーションだ。

(折角だし、師匠のことについて色々聞いてみようかな)

さて、何を聞いてみようか?

1.かつての弟子について
2.生前の師匠について
posted by 活焦刃 at 20:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

10月に入りました

もはや何のブログか分からなくなってきてますね〜;
まあ元々、「自己満足のブログ」として立ち上げたわけなんで後悔はしてないんですけどw
とりあえず、もう少し執筆熱を燃やせるように頑張ります(^_^;A

-今月の拍手レス-
特になし;
posted by 活焦刃 at 03:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<このサイトについて>
活焦刃の「第3回全世界異種格闘技大会に向けて」は、執筆中の小説を掲載することを目的としたブログです。
二次創作が多いですが、オリジナル小説の完成および公開を目標としています。
<活焦刃ついて>
シスプリが大好きです。咲耶が一番好きです。多分これだけは一生変わらないと思います。
MAが好きです。カンナが一番好きです。天桐神奈親衛隊隊長やってます。
東方が好きです。魅魔様が一番好きです。クリア経験は靈異伝両ルート、夢時空全キャラ、幻想郷W魔理沙、萃夢想全キャラ、風神録レザマリ(+EXクリア)、緋想天全キャラだけです。
格闘ゲームが好きです。割と何でも手を出します。萃夢想では美鈴、緋想天では萃香、非想天則では萃香&美鈴使いです。
エロいです(コラ
<作品について>
「Legend of Sisters」(以後LOS)…このサイトの一番メインの小説。現実世界の高校生が小説の世界を救う、といった話。若干設定が異なるアナザーストーリー版も存在する。しかしどちらも1話すら完成していない;
「狼牙」…LOSより少し前の時代のストーリー小説。LOSにも、主人公たちが読むライトノベルとしてその名前が出てくる。ストーリーの進行はLOSとほぼ一緒。
「多夢音楽劇場」(以後TMT)…TAM MUSIC FACTORYさんの音楽を、勝手なイメージで小説化したもの。進路に悩む高校生男子と生霊になった女の子の話。はっきり言ってありえないストーリーw
「活焦刃的MA妄想劇場」…MAチャットルームにてセリフのみで書き上げた作品。読みにくい上に効果音まで書いているのであまり盛り上がらない。
「LOS×東方project」(以後L東)…LOSの主人公と東方のキャラを掛け合わせた小説。全17章で構成されていて、現在第1章のみ公開中。
「LOSvs東方project」(以後L東2)…東方の音楽を聴きながら浮かんだイメージを小説化したもの。こちらはLOSの主人公が、東方の世界の異変解決に挑む話。東方狂信者には大変面白くない構成^^;
<LOSと狼牙について>
ストーリー
誕生秘話
キャラ紹介 @ A B C D E F G H I J K
用語辞典
<L東とL東2について>
-L東-
第1章:博麗の巫女との邂逅〜東方邂逅記〜
第2章:幻想郷の知識人P〜東方調査帖〜
第3章:幻想郷の知識人K〜東方教育譚〜
第4章:幻想郷の知識人E〜東方月影説〜
第5章:あの子は普通の魔法使い〜東方想恋陣〜
第6章:少女の秘密は恋心〜東方操演舞〜
第7章:超動物愛護精神〜東方寵愛録〜
第8章:Hの為の勉強会〜東方勉強会〜
第9章:妖怪でも女の子は女の子〜東方真心談〜
第10章:相手にとって不足なし!〜東方武神伝〜
第11章:白玉の誓いは永久に〜東方狂戦夜〜
第12章:超越者たちの戦い〜東方激闘史〜
第13章:因幡の白兎娘×2〜東方兎秘話〜
第14章:戦慄の旋律を奏でる者〜東方合奏団〜
第15章:春に呆ける秋の虫〜東方春物語〜
第16章:割と暇な閻魔の一日〜東方暇魂塚〜
最終章:最初で最後の宴〜東方総出宴〜
-L東2-
第1弾:紅魔討伐伝(紅魔郷)
第2弾:妖桜刹華伝(妖々夢)
第3弾:萃騒狂宴伝(萃夢想)
第4弾:永夜消月伝(永夜抄)
番外編:黒史解明伝(旧作)
@幻想回帰(幻想郷)
A怪奇目録(怪綺談)
B封印決壊(封魔録)
C夢現空間(夢時空)
D靈影追跡(靈異伝・魔界)
E靈気退散(靈異伝・地獄)

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